私達は日頃、ファーストフードやコンビニ弁当など、多くの揚げ物や脂っこい惣菜に囲まれています。
質の良い油を適量摂ることは、体にとっても良いことです。

ただし、油とその状態に寄っては避けなければならない場合があります。
特に、開封して時間が経ったりたくさんのものを揚げたあとの油や、開封して空気に長時間触れた食材は「酸化」といって体によくない物質を溜め込む原因になります。

また、使う油も不飽和脂肪酸は特によくないとされています。マーガリンやサラダ油に多く含まれる油です。

ココナッツオイル
アマニ油
オリーブオイル
ごま油
こめ油

など、オメガ3や一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)が含まれるものや、体に負担をかけない成分のものを、開封後できるだけ早く使うようにしましょう。

また、いちど揚げ物に使った油は酸化していますので、できるだけ複数回使わないほうがよいです。
コスト高になりますが健康を気遣うのであれば、業務用の良質な油を手に入れましょう。

最近は、酸化しにくいよう考えられたボトルや製品が増えてきています。

また、えごま油は使い方に注意が必要です。発泡ポリスチレンの容器を変質させる声質を持つため、カップ麺や納豆の容器などに直接かけると穴が空いてしまうそうです。食品に発泡ポリスチレン、つまり原油製品が混じってしまうのはまた体にいいとは言えませんね。

ところで弊社スタッフは、スーパーの揚げ物とあらびきウインナーを買わなくなって2週間で5キロ痩せました。いかに、よくない油を摂りすぎていたかがわかりますね。

良くない油、体から少しずつ落としていきましょう。そうすれば動きが楽になり、だるさや頭痛や腹痛など原因不明の不具合も解消されていきます。

これから夏にかけて、体の油を落として涼しく過ごしましょう。